8月30日(日)小学生の子どもたちとパパ・ママに向けた「みらいノート」を作成し、ワークショップを開催しました。

「みらいノート」は、自分の好きなことや夢、10年後の姿を想像しながら、少しずつ書き進めていくノートです。

普段、私は大人向けにエンディングノートの講座を行っています。その中で、「子どもたちやパパ・ママ世代にも、自分や家族の情報を残し、伝える大切さを知ってほしい」という想いから、このノートが生まれました。

子どもたちに向けては、「エンディング」ではなく「未来」に目を向けます。 「未来の自分はどうなっている?どうなっていたい?」といった夢をふくらませる質問のほか、 「何かあったときに家族で集まる場所は?」 「大切な宝物はどこにある?」 「一緒に住んでいる家族以外で、連絡を取る人はだれ?」 など、防災の観点からも役立つ情報を家族で共有できる構成にしています。

そして何より、普段は照れくさくてなかなか言えない「家族への感謝や愛」を伝える、大切なノートでもあります。

実はこのノート、もともと震災をきっかけに作ったものではなく、夏休みに向けて企画していたものでした。しかし、その後に熊本地震を経験したことで、「日常の想いを残すだけでなく、防災という点からも本当に必要なノートだ」と、私自身も強く実感するようになりました。

今回は、被害が大きく、なかなか夏休みの思い出を作れずにいた宇土地区で講座を開催させていただきました。

当日は、元気いっぱいの子どもたちと一緒にワークができて、胸がいっぱいになりました。

一番最初に「将来の夢」を書いてくれたのは、小学2年生のMちゃん。 子どもたちの様子を見ていると、少し学年が上がると「将来〇〇になりたい」という職業の夢から、「こんな風に過ごしたい」という生き方のイメージに変わっていくのだと気づかされました。 また、パパやママへの言葉も、小さなお子さんは素直に表現できますが、大きくなるにつれて少し照れが入るのも微笑ましい変化でした。

今回はお手伝いに来てくれた大学生のみなさんにもノートを書いていただきました。 いわゆる「最近の若い子は…」という言葉とは全く逆の、素直で真面目、そして前向きな学生さんばかり。「世の中捨てたもんじゃないな」と温かい気持ちになると同時に、未来に夢を見るというよりは、とても現実的に自分の将来を見つめているんだな、と感じました。 そして、みんな意外と「自然が好き」だということも分かり、嬉しくなりました。

この「みらいノート」を通じて子どもたちのリアルな今を知ることができ、講師を務めた私たちにとっても大きな学びの時間となりました。

ワークが終わった後は、主催者の方々が準備してくださった流しそうめんと、冷たいかき氷をみんなで楽しむ時間に! 暑いけれど楽しい、夏休み最後の日。子どもたちにとって良い思い出になってくれたら嬉しいです。

炎天下の中を元気に走り回る子どもたちから、たくさんのパワーをいただきました。 ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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